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# 8. サービス監視

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#### 概要

サービス監視は、ビジネスレベルの監視機能であり、ITインフラストラクチャ全体のサービスツリーの概要把握、インフラストラクチャの弱点の特定、さまざまなITサービスのSLAの計算、その他の上位レベルの情報の確認に利用できます。サービス監視は、ディスク容量不足やプロセッサー負荷の上昇などの低レベルな詳細ではなく、サービス全体の可用性に重点を置いています。さらに、サービスが期待どおりに動作していない場合に、問題の根本原因を特定するための機能も提供します。 

サービス監視では、監視データを階層構造で表現できます。

非常に単純なサービス構造の例を以下に示します。

    Service
    |
    |-Workstations
    | |
    | |-Workstation1
    | |
    | |-Workstation2
    |
    |-Servers

構造内の各ノードには、ステータス属性があります。ステータスは、選択したアルゴリズムに従って計算され、上位レベルへ伝播されます。個々のノードのステータスは、マッピングされた障害のステータスの影響を受けます。障害のマッピングは、[タグ付け](/manual/it_services/service_tree#problem-tags)によって行われます。

Zabbixでは、サービスステータスの変化が検出された場合に、通知を送信したり、Zabbixサーバー上でスクリプトを自動実行したりできます。子サービスのステータスに基づいて、親サービスを「障害状態」にするかどうかを柔軟なルールで定義できます。サービスの障害データは、その後、柔軟な条件セットに基づいてSLAを計算し、SLAレポートを送信するために使用できます。 

サービス監視は、以下のセクションで構成される「Services」メニューで設定します。 

- [Services](/manual/it_services/service_tree) 

Servicesセクションでは、親サービスを追加し、さらに親サービスに子サービスを追加することで、監視対象インフラストラクチャの階層を構築できます。 

サービスツリーの設定に加えて、このセクションではインフラストラクチャ全体の概要を確認でき、サービスステータスの変化につながった問題をすばやく特定できます。 

- [SLA](/manual/it_services/sla)

このセクションでは、サービスレベル契約を定義し、特定のサービスに対するサービスレベル目標を設定できます。 

- [SLA report](/manual/it_services/sla#sla-reports)

このセクションでは、SLAレポートを表示できます。

**サービスアクション**

サービス[アクション](/manual/config/notifications/action)を設定することもできます。

サービスアクションは任意であり、以下を実行できます。 

   - サービスが停止したことを通知する
   - サービスステータスの変化時に、Zabbixサーバー上でリモートコマンドを実行する
   - サービスが再び稼働したときに復旧通知を送信する

**関連情報:** 

  - SLA監視設定の[例](/manual/it_services/example)
  - Zabbix 6.0未満のバージョンからの[サービスのアップグレード](/manual/appendix/services_upgrade)に関する注意事項

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