# 2 Zabbixプロキシ

Zabbixプロキシは、1つまたは複数の監視対象デバイスからパフォーマンスおよび可用性データを収集し、その情報をZabbixサーバに送信するプロセスです。Zabbixプロキシを起動するには、以下のコマンドを実行します:

    shell> cd sbin 
    shell> ./zabbix_proxy

Zabbixプロキシは、デーモンプロセスとして動作します。以下のコマンドラインパラメータを指定できます。

      -c --config <file> specify configuration file, default is /etc/zabbix/zabbix_proxy.conf
      -h --help give this help
      -v --version display version number

ヘルプを表示するには、以下のコマンドを実行します。

    shell> zabbix_proxy -h

コマンドラインパラメータの使用例を示します。

    shell> zabbix_proxy -c /usr/local/etc/zabbix_proxy.conf 
    shell> zabbix_proxy --help 
    shell> zabbix_proxy -v

設定ファイルには、zabbix\_proxyが使用する設定パラメータが格納されています。このファイルは必須であり、ユーザzabbixはこのファイルに対する読み取りパーミッションが必要です。以下のパラメータがサポートされています。

|パラメータ                必須|範囲|デフォルト値|説明|<|
|-------------------------------------|------|------------------|------|-|
|CacheSize|×|128K-1G|8M|設定キャッシュサイズ(バイト単位)。<br>ホストとアイテムデータを記憶させる共有メモリサイズ。|
|CacheUpdateFrequency|×|1-3600|60|Zabbixがキャッシュの更新を実行する頻度(秒単位)を指定します。|
|ConfigFrequency|×|0-3600\*24\*7|3600|プロキシで設定データを再取得する頻度(秒単位)を指定します。|
|DBHost|×|<|localhost|データベースホスト名。<br>localhostを設定した場合、MySQLはソケットを使用します。|
|DBName|○|<|<|データベース名。<br>SQLite3はデータベース・ファイルのpathを指定する。DBUserとDBPasswordは無視される。|
|DBPassword|×|<|<|データベース接続ユーザのパスワード。SQLiteの場合、無視される。<br>パスワードが使用されなと言うことに注意して下さい。|
|DBSocket|×|<|3306|MySQLソケットのパス。<br>ローカルソケットの場合データベースポートは使用されない。SQLiteの場合、無視される。|
|DBUser|<|<|<|データベースのユーザ。SQLiteの場合、無視される。|
|DataSenderFrequency|×|0-3600|1|プロキシが収集したデータを送信する頻度(秒単位)を指定します。|
|DebugLevel|×|0-4|3|デバックレベルの出力<br>0 - 出力なし<br>1 - クリティカル情報<br>2 - エラー情報<br>3 - 警告<br>4 - デバッグ 情報(大量の情報が出力されます)|
|ExternalScripts|×|<|/etc/zabbix/externalscripts|外部 スクリプトの格納先|
|Fping6Location|×|<|/usr/sbin/fping6|fping6の格納先。<br>fping6の実行ファイルにroot権限とSUIDフラグが設定されていることを確認して下さい。<br>fpingユーティリティがIPv6アドレスの処理を行える場合、空白を設定してください("Fping6Location=")。|
|FpingLocation|×|<|/usr/sbin/fping|fpingの格納先。<br>fpingの実行ファイルにroot権限とSUIDフラグが設定されていることを確認して下さい！|
|HeartbeatFrequency|×|0-3600|60|ハートビートメッセージの頻度(秒単位)を指定します。<br>サーバ側でProxyが有効かモニターするために使用します。<br>0 - ハードビートメッセージ無効|
|HistoryCacheSize|×|128K-1G|8M|ヒストリキャッシュのサイズ(バイト単位)。<br>ヒストリデータを記憶させる共有メモリサイズ。|
|HistoryTextCacheSize|×|128K-1G|16M|テキストのヒストリキャッシュサイズ(バイト単位)。<br>文字、テキストおよびログ履歴データを記憶させる共有メモリサイズ。|
|Hostname|×|<|<|一意なプロキシ名。Proxy名をサーバーが認識している事を確認して下さい！<br>システムのホスト名を使用しても認識できません。|
|HousekeepingFrequency|×|1-24|1|Zabbixがhousekeepingする頻度(時間単位)を指定します。<br>Housekeepingは history、 alertとalarmsテーブルから保存期間の経過した情報を削除します。<br>PostgreSQLを使用する場合は、VACUUMが実行されるので値は24を推奨します。|
|Include|×|<|<|設定ファイルと同じディレクトリにある個々のファイルまたは全てのファイルをインクルードできます。|
|ListenIP|×|<|0.0.0.0|trapperがlistenするIPアドレスをカンマ区切りで指定します。<br>設定が存在しない場合、トラッパーは全ネットワークインタフェースで待ち受けます。<br>**複数IPアドレスは1.8.3以上のバージョンでサポートされます。**|
|ListenPort|×|1024-32767|10051|トラッパーの待ち受けポート。|
|LogFileSize|×|0-1024|1|ログファイルの最大サイズ(MB単位)。<br>0 - 自動ログローテーション無効|
|LogFile|×|<|<|ログファイル名。<br>設定しない場合、syslogが使用されます。|
|LogSlowQueries|×|0-3600000|0|クエリが指定したミリ秒以上要した場合にログファイルにクエリを出力します。<br>0 - スローログクエリ無効<br>**このオプションは1.8.2以上のバージョンでサポートされます。**|
|PidFile|×|<|/tmp/zabbix\_proxy.pid|PIDファイル名。|
|ProxyLocalBuffer|×|0-720|0|プロキシがデータをローカルに保持する期間(時間単位)を指定します。<br>サードパーティのアプリケーションでローカルデータを使用する場合、このパラメータを使用できます。|
|ProxyOfflineBuffer|×|0-720|1|Zabbixサーバに接続できない場合にプロキシがデータを保持する期間(時間単位)を指定します。<br>設定値より古いデータは失われます。|
|SSHKeyLocation|×|<|<|SSHチェックの公開キーの格納先。|
|ServerPort|×|1024-32767|10051|ZabbixサーバーのZabbix trapperのポート|
|Server|○|<|<|ZabbixサーバのIPアドレス(またはホスト名)。<br>ProxyはServeから設定データを取得します。|
|SourceIP|×|<|<|接続に使用するソースIPアドレス。|
|StartDBSyncers|×|1-64|4|DB Syncersのインスタンス数。<br>**このオプションは1.8.3以上のバージョンでサポートされます。**|
|StartDiscoverers|×|0-255|1|discoverersのインスタンス数。|
|StartHTTPPollers|×|0-255|1|HTTP pollerのインスタンス数。|
|StartIPMIPollers|×|0-255|0|IPMI pollersのインスタンス数。|
|StartPingers|×|0-255|1|ICMP pingersのインスタンス数。|
|StartPollersUnreachable|×|0-255|1|unreachableホスト用のpollerインスタンス数。<br>**1.8.3から廃止**|
|StartPollers|×|0-255|5|pollerのインスタンス数。<br>30以上のポーラーを実行させるべきではありません。|
|StartTrappers|×|0-255|5|trapperのインスタンス数。|
|Timeout|×|1-30|3|エージェント、SNMPデバイス及び外部チェックのタイムアウト(秒単位)。|
|TmpDir|×|<|/tmp|テンポラリディレクトリ|
|TrapperTimeout|×|1-300|300|trapperが新規データを受信して処理を行う際のタイムアウト。|
|TrendCacheSize|×|128K-1G|4M|トレンドキャッシュのサイズ(バイト単位)。<br>トレンド・データを記憶させる共有メモリサイズ。|
|UnavailableDelay|×|1-3600|60|ホストが利用不可能になった場合に再接続を行う期間(秒)。|
|UnreachableDelay|×|1-3600|15|ホストが接続不可能になった場合に再接続を行う期間(秒)。|
|UnreachablePeriod|×|1-3600|45|到達不可能となったホストを利用不可能と判断するまでの時間(秒)。|
